内定取り消し22年卒は50人 昨年136人から大幅減少

内定取り消し22年卒は50人 昨年136人から大幅減少

2022年3月新卒者の内定取り消しは50人。厚生労働省が公表しました。

2022年3月に大学や高校などを卒業して就職を予定していた人のうち、内定取消しとなったり、入社時期が繰下げとなった人の状況を調査し9月16日に公表しました。

会社は内定取消しや入社時期の繰下げを行う場合、ハローワークに通知する必要があります。今回の調査はそれらの通知内容を集計したものとなります。

調査結果の概要

●採用内定取消し状況/各数値は令和4年8月末現在のもの
 ・令和4年3月新卒者の内定取消し→27(8)事業所・50(29)人


●入職時期繰下げ状況
・令和4年3月新卒者については該当なし

※( )内の数値は、主として新型コロナウイルス感染症の影響によると考えられるもの

いまだに新型コロナの影響が残る

令和4年3月新卒者の内定取消しは大幅に減少しました。前年は新型コロナの影響を強く受けていましたが、その前年に比べると大幅に減少し、感染拡大前の水準にほぼ戻りました。

とはいえ、、8事業所・29人は新型コロナの影響で内定取り消しとなっており、いまだに一部の業種などで新型コロナの影響が残っていると分析されています。

2022年新卒者内定取り消し等の状況 詳細

調査結果の詳細は、こちらをご覧ください。
<令和4年3月新卒者内定取消し等の状況を公表します>(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/stf/0000184815_00027.html