給与維持し労働時間2割減 週32時間勤務に アミタホールディングス
資源リサイクルのアミタホールディングス(HD)は7月から従来の給与のまま週休3日に相当する週32時間勤務を試験的に始めた。正社員を対象に12月まで続け、効果が見込めれば2023年1月から契約社員にも範囲を広げる。週当たりの勤務日を単純に1日減らすのではなく、勤務時間の柔軟な運用を模索し、業務の効率化と働きやすい職場づくりを目指す。(日本経済新聞)
こちらの記事によりますと、アミタHD社長は「単なる業務効率化や余暇の増加を目的とした施策ではなく、豊かな人生とは何かを企業と従業員が共に考える挑戦と位置づけている」、このような狙いを話しています。
週40時間を維持し一日の労働時間を延ばした上での週休三日制は聞いたことがありますが、給与を減らすことなく週の労働時間を短縮する例は少ないのではないでしょうか。当然のことながら、より一層の生産性向上が求められます。
減らした労働日の中からさらに有給休暇も取得するのでしょう。これは結構大変な変革だと思います。
生産性向上策としては、会議時間の短縮、業務の外注化を考えているということ。リーダーに研修も行うということです。リーダーはもちろん部下の意識も変えることができるのか・・・いずれにせよ、週休3日の取り組みは今後注目を浴びそうです。