異業種からの採用が当たり前の時代に

異業種からの採用、コンサルで4割増

異業種からIT(情報技術)人材を採用する動きが広がっている。人材サービス大手のパーソルキャリア(東京・千代田)の調査によると、2021年に異業種からの受け入れ人数が最も伸びた業種はコンサルティングで、前年比4割増えた。新型コロナウイルス下で各社がデジタルトランスフォーメーション(DX)対応を加速するため、エンジニアなどを幅広い業界から採用する動きが広がっている。(日経新聞)

コンサルティング業で異業種からの受け入れが増えたのは、いわゆるDXを戦略的に強化していく業務に関わるコンサル業務が増えていることが理由のようです。

コロナ禍で打撃を受けた外食や旅行各社でも異業種からの採用意欲が高まっています。減らした人員の補充というだけでなく、持ち帰り、デリバリーが増え業務のオンライン化への対応に必要なようです。

人手不足は今後加速が予想されています。採用によっては同業種からの経験ある人材を重視しがちですが、今後は他業種も含めた採用活動が広がっていくと見られています。

DXをにらんで対応できる人材を採用する。IT化できない業務、人でないと難しい業務に優れた対人スキルの高い人材を採用する。このような流れができそうです。